今回 So Match!では、柏崎市にある任意団体「カギカッコ」のサポートをしました。「遊休不動産やストックされた資源の再循環を目指したスペースづくり」によって、地域の課題解決に取り組みました。各メンバーの想いや地域での変化、またこれからの活動についてなど、是非ご覧ください。

活 動 報 告 ①

 
 柏崎市で活動している任意団体カギカッコのみなさんをご紹介します。

 カギカッコは「遊休不動産やストックされた資源の再循環を目指したスペースづくり」をテーマに、柏崎市に縁のある20~30代の方々が、柏崎市藤橋という新潟工科大学と新潟産業大学近くのエリアで活動をされています。


 カギカッコの活動は2つの視点があり、
① それぞれやりたいことをメンバー同士が協力して実現していくこと。
② 空き家の利活用や地域資源の再循環。
を目的としています。


❶ それぞれやりたいことをメンバー同士が協力して実現していくこと。

1つ目は、メンバー7名は職業もバラバラですが、共通してなにかを始めたい、やってみたいと思ったとき、それを実現する場所が少ないと感じていました。


 例えば、本を制作したい、DIYをしてみたい、集まって話す場を運営したいなど、やりたいことは様々ですが、それを1人で解決することは難しく、場所もない状況でした。
そこで、それができる場所を作れないか?とメンバーの1人がSNSに投稿したのをきっかけにスタートします。

 作戦会議と名付けた打ち合わせで少しずつ計画や手法を整え、プロジェクトごとに主体となる人が変わり、メンバーがサポートする体制でいくつかのプロジェクトを運営されています。

❷ 空き家の利活用や地域資源の再循環。

 2つ目は、空き家の利活用や地域資源の再循環という視点。


 メンバーが集まり、使える空き家を探したとき、藤橋エリアにある高橋建築事務所さんと話ができ、余剰の倉庫をお借りすることができました。ただし所有する資材や木材が大量に置かれていて、ご高齢である高橋さんから、事業承継せず廃棄の予定であることを聞きます。

 そこで、ストックされた資源を再循環させ、できるだけ無駄を減らしつつ、アップサイクルされたものとして流通できれば地域も活気するのではないかと考えます。

 場所作りと資源の再循環。
この2つを掛け合わせて、地域やまちがより良い方に進むようアクションすることが、カギカッコの活動です。

 本補助金事業では、それらの活動内容を伝えるため、地域の方々や近くにある2大学向けにお披露目会を開催する予定です。これから打ち合わせを重ねて、楽しく真摯な場作りを目指します。

活動報告 ② へつづく